「マウスピース矯正に興味があるけど、どのブランドを選べばいいか分からない」
「Zenyumって聞いたことがあるけど、本当に安全なの?」
「他のマウスピース矯正と何が違うの?」
そんな疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか。
この記事では、シンガポール発祥のマウスピース矯正ブランド「Zenyum(ゼニュム)」について、料金プランから治療の流れ、他ブランドとの比較まで詳しく解説します。
Zenyumを検討している方はもちろん、マウスピース矯正全般について知りたい方にも参考になる内容となっていますので、ぜひ最後まで読んでみてください!

Zenyum(ゼニュム)ってどんなマウスピース矯正?
まずは、Zenyumがどのようなマウスピース矯正なのか、基本的な特徴から説明します。
シンガポール発祥で日本には2021年上陸
Zenyum(ゼニュム)は、2018年にシンガポールで創業されたマウスピース矯正ブランドです。香港・マレーシア・台湾などアジア各国で事業を展開しており、日本には2021年9月に上陸しました。
創業からわずか数年という新しいブランドですが、全世界での累計申込者数は既に50万人を突破しており、急成長を続けています。
提携クリニックでの治療システム
Zenyumの大きな特徴は、自社でクリニックを構えるのではなく、信頼できる日本各地の歯科医師と提携してサービスを提供している点です。
2025年3月時点で全国15院の提携クリニックがあり、東京(4院)、千葉(1院)、関西(大阪1院・兵庫1院)、中部(愛知1院・新潟1院)、北関東(群馬1院)、九州(福岡2院)、北海道(札幌1院)と、各地域の主要都市に拠点があります。
提携歯科で診察・検査・マウスピース受け渡し等を行い、Zenyum本社の矯正チームとクリニックが連携して治療計画の作成や進捗管理を行います。
透明で目立たないマウスピース
Zenyumで使用するマウスピースは、透明な素材で作られているため装着中もほとんど目立ちません。取り外し可能なため、食事や歯磨きの際には外すことができ、ワイヤー矯正で懸念される「装置が目立つ」「口内衛生管理が難しい」といった問題を解決しています。
手頃な価格と通院回数の少なさで、気軽に矯正を始められる点も大きな魅力となっています。
Zenyumの料金プラン・費用を詳しく解説
次に、多くの方が最も気になる料金について詳しく見ていきましょう。
3つのプランと料金
Zenyum Japanでは、症例の難易度に応じて以下の3つのプランを用意しています(価格は税込)。
Zenyum Clear(ゼニュムクリア)
軽度~中等度向けの部分矯正プランです。
項目 | 内容 |
---|---|
対象歯数 | 上下合わせて最大20本 |
マウスピース枚数 | 最大20枚まで |
平均治療期間 | 約6ヶ月 |
価格 | ¥324,500(税込) |
キャンペーン価格 | ¥297,000(2025年9月30日まで) |
このプランは前歯の部分矯正に相当し、前から数えて5本目(小臼歯)くらいまでを中心に整えるケースが多くなります。軽いガタつきやすきっ歯であればこのプランで対応可能です。
Zenyum Clear Plus(ゼニュムクリア・プラス)
中等度~重度向けの全顎矯正プランです。
項目 | 内容 |
---|---|
対象歯数 | 上下すべての歯(最大28本程度) |
マウスピース枚数 | 最大30枚まで |
平均治療期間 | 約10ヶ月 |
価格 | ¥575,000(税込) |
キャンペーン価格 | ¥550,000(期間中) |
比較的難しい歯列不正(叢生や出っ歯・開咬など)にも対応できる主力プランで、抜歯を伴わない範囲の矯正はだいたいカバーできます。
Zenyum Clear Plus+(ゼニュムクリア・プラスプラス)
複雑な症例向けのプランです。
項目 | 内容 |
---|---|
対象症例 | Clear Plusでも難しい複雑なケース |
マウスピース枚数 | 最大45枚まで |
平均治療期間 | 約15ヶ月 |
価格 | ¥660,000(税込) |
非常に重度の場合はこのプランが案内されますが、ケースによってはプラスでは対応困難と判断されワイヤー矯正を勧められる可能性もあります。
支払い方法と分割払い
Zenyumでは、一括払いのほか、各種クレジットカードやデンタルローン(ショッピングローン)による分割払いに対応しています。
利用可能な支払い方法
- 現金一括払い
- クレジットカード払い
- デンタルローン(最大60回分割)
- PayPay
2022年7月にイデアカード株式会社と提携し、最大60回までの分割払いが利用可能になりました。例えばClearプラン¥324,500を60回払いにすると月々¥6,800程度から矯正を始められる計算です。
公式サイトにも「総額29.7万円、月々5,400円から始められるリーズナブルな歯列矯正」と記載があり(※キャンペーン適用・無利息分割24回時)、学生や若年層でも月々負担を抑えて支払えるプランを打ち出しています。
追加でかかる費用はある?
基本的に治療費用は定額制で、各プラン料金には矯正に必要な全マウスピース代、アタッチメント装着・調整料、再スキャン料、追加マウスピース料などが全て含まれており、提示された定額料金から追加料金は基本発生しません。
ただし、以下の費用は別途必要になります。
別途必要な費用
- 初回精密検査料:¥22,000~¥33,000程度
- 保定用リテーナー代:¥27,000程度(上下セット)
Zenyumでは「追加治療となった際の追加マウスピース料金は無料」と明記されているため、治療が予定より長引いても追加料金の心配はありません。
Zenyumの治療の流れを5ステップで解説
Zenyumのマウスピース矯正は、オンライン診断から矯正完了・保定まで、以下のステップで進行します。
ステップ1:無料オンライン診断
まずZenyumの公式サイト等から無料オンライン診断を受けます。
スマホ等で歯並びの写真を撮影・送信するだけで完了し、送信された写真をもとにZenyumの矯正プラン適用が可能か簡易診断してもらえます。数分でできる手軽な診断で、自分の歯並びがZenyumで治療できるレベルか、部分矯正か全体矯正かの目安などフィードバックが得られます。
ステップ2:提携クリニックでの精密検査
オンライン診断の結果「Zenyumで治療可能」となった場合、次に実際の提携歯科医院にて精密検査(初回カウンセリング)を受けます。
ここでは歯科医師による口腔内チェックのほか、レントゲン撮影や歯型の3Dスキャン採取などを行い、歯並びや顎の状態を詳細に分析します。また患者の悩みや希望(どの程度治したいか等)もヒアリングされ、後の治療計画に反映されます。
この初回精密検査には別途費用(¥22,000〜¥33,000程度)がかかり、所要時間は1時間前後です。
ステップ3:3D治療計画の作成・確認
精密検査データがZenyumの技術チームに送られ、患者個別の3D治療計画(シミュレーション)が作成されます。
およそ約3週間で完成し、現在の歯並びがマウスピースで徐々にこう動いて最終的にこう整うというシミュレーション動画や画像をオンラインで確認できます。
提携歯科医からその計画内容の説明を受け、仕上がり予測や必要期間を確認した上で治療を進めるか判断します。患者が計画に納得し同意したら、正式に契約・支払い手続きを行い矯正治療スタートとなります。
ステップ4:マウスピース製作・受け取り
契約成立後、海外のZenyum自社ラボ等で患者専用のマウスピースセットを一括製造します。
約4週間以内には製作が完了し、一連のマウスピース(ステージごとに異なる番号のトレイ)が手元に届きます。マウスピースは提携クリニックで初回にまとめて受け取り、装着方法や注意点の指導を受けます。
必要に応じてアタッチメント装着やIPR(歯のわずかな削合)等の処置もこの段階で行われます。こうして治療開始時に複数ステージ分のマウスピースが手渡され、自宅で装着を進めていく流れです。
ステップ5:自宅での矯正・アプリでサポート
マウスピース装着開始後は、基本的に日常生活の中で自分で取り外し可能なマウスピースを装着し続け、計画通りに歯を動かしていくことになります。
Zenyumでは専用のスマホアプリを提供しており、患者は毎日アプリで歯並びの写真を撮影・送信して経過を報告します。アプリには装着時間の管理タイマーや装着忘れ防止アラート機能もあり、患者の装着習慣をサポートしてくれます。
送信された写真やデータを提携歯科医師がオンラインでチェックし、計画通り歯が動いているか遠隔でモニタリングします。問題がなければ指示通り次のマウスピースに交換し、順調に進められます。
治療中、必要に応じて通院によるチェックや追加処置も行われます。短期間で終わる軽度症例なら通院は初回検査とマウスピース受取の2回のみで完結するケースもありますが、治療が長引く場合はおおむね3ヶ月に1回の割合で定期通院して経過を直接診察します。
Zenyumで治療できる歯並び・対象年齢は?
Zenyumでマウスピース矯正を受けるには、いくつかの条件があります。
対象年齢(13歳以上)
Zenyum矯正は基本的に永久歯が生え揃った人であれば利用可能です。公式には「13歳以上で、かつ永久歯がすべて生え変わっている方」なら治療できるとされています。
中高生でも条件を満たせばOKで、実際公式サイトには中高生向け案内ページも用意されています。ただし未成年の場合、親権者の同意やサポートが必要になるケースがあります。
また高年齢の成人でも歯や歯周組織の健康状態が良好であれば治療可能です。何歳までという上限は明示されていませんが、高齢で歯周病が進行している場合などは難しい場合もあります。
治療できる歯並びの種類
Zenyumは軽度の歯列不正から比較的重度の不正咬合まで、幅広い症例に対応可能です。以下のような代表的な不正咬合に対応しています。
叢生(乱ぐい歯・ガタつき) 前歯が凸凹に重なって生えている状態。軽度のガタつきはもちろん、ある程度重度のガタつきもZenyum Clear Plus以上のプランで対応可能です。
空隙歯列(すきっ歯) 前歯にすき間がある状態。これもマウスピース矯正が比較的得意とする症例で、多くの場合問題なく治療できます。
上顎前突(出っ歯) 上の前歯が突出している状態。Zenyumでも出っ歯の改善はよく扱うケースです。程度によりますが、歯の傾斜を直すことである程度改善が可能です。
下顎前突(受け口) 下の歯が上の歯より前に出る反対咬合(アンダーバイト)。ケースによってはマウスピースで噛み合わせ改善が可能です。
交叉咬合(クロスバイト) 奥歯の一部が反対になっている噛み合わせ。程度が軽ければマウスピースで矯正可能です。
開咬(オープンバイト) 前歯が咬み合わず開いている状態。Zenyum Clearでは対応困難ですが、Clear Plus以上のプランであれば対応可能とされています。
過蓋咬合(ディープバイト) 噛み合わせが深い状態(上の前歯が下の前歯を覆いすぎる)。これも程度によってZenyumで改善可能です。
適応外となるケース
一方で、マウスピース矯正では対応が難しいケースも存在します。
顎の骨格自体に問題があるケース 例えば下顎に対して上顎骨自体が大きく前に出ているような骨格性上顎前突は、歯だけ動かしても限界があり、外科手術やワイヤー矯正との併用が必要になる場合があります。
歯列の乱れが極めて重度のケース ガタガタが酷く噛み合わせも大きくずれている場合、マウスピースでは理想的な結果が得られないと判断されることがあります。
重度の歯周病がある方 歯周病が進行している方は、まずそちらの治療が優先されます。
インプラントが複数入っている方 矯正自体できない・制限がかかる場合があります。
これらはマウスピースに限らず矯正全般の制約ですが、Zenyumでも適応外の場合は治療を断念・他法提案となるので、まずは無料診断や医師の診察で適応可否を判断してもらう必要があります。
Zenyumのメリット・デメリットを正直に解説
ここでは、Zenyumのマウスピース矯正を選ぶ際に知っておきたいメリットとデメリットについて、正直にお伝えします。
Zenyumの7つのメリット
1. 目立たない審美性
透明なマウスピース装置のため、装着中も「矯正していると気づかれにくい」のが大きな利点です。職場や学校でも人目を気にせず治療を続けられ、ワイヤー矯正のようなブラケット・ワイヤーがないため笑ったときの見た目が自然です。
2. 取り外しでき衛生的・食事も快適
マウスピースは自分で着脱可能なので、食事の際は外して普段通り食べられます。ワイヤー矯正のように「硬い物を避ける」「食べ物が装置に挟まる」といった制限がなく、食事を存分に楽しめます。
また外して歯磨き・フロスができるので口内を清潔に保ちやすく、虫歯や歯周病のリスクが抑えられる傾向があります。
3. 通院回数が少ない&スケジュール管理が容易
Zenyumは最低2回程度の通院でも矯正が完了するケースがあるなど、ワイヤー矯正に比べて圧倒的に通院頻度が少なくて済みます。通常は初診・受け取り以外は3ヶ月に1回程度のチェック通院でOKです。
仕事や学業で忙しい人でも治療を継続しやすく、地方に住んでいて頻繁に歯科に通えない場合でも負担が小さいです。
4. 治療中の痛みや不快感が少ない
ワイヤー矯正は調整後に痛みが強かったり口内炎ができたりすることがありますが、マウスピース矯正は徐々に歯を動かすため痛みがマイルドで、装置に尖った金属もないため口内を傷つけにくいです。
5. コストパフォーマンスが良い
従来の矯正治療(特にインビザラインやワイヤー矯正)は総額80~100万円前後が一般的でした。それに対しZenyumは30~60万円台の定額料金で透明矯正を提供しており、価格の手頃さ(コスパの良さ)は最大のメリットの一つです。
6. サポート体制・専用アプリ
Zenyumには治療サポート用の専用スマホアプリがあり、日々の装着時間カウントや写真送信ができるほか、チャット機能で気軽に相談できます。さらにZenyum Japanでは専属のカスタマーサポートスタッフがついており、医療面以外の不安や疑問も手厚くフォローしています。
7. 追加費用の心配が少ない
Zenyumは最初に提示された固定料金以外にほとんど追加費用が発生しません。治療途中で予定外の処置があっても追加料金は不要で、万一予定通りに歯が動かず追加のマウスピースが必要になっても、無料で作製してもらえるため安心です。
知っておくべき6つのデメリット
1. 提携クリニックが限られる
Zenyumは2025年現在全国15院程度の提携先しかなく、地方や一部地域では近隣に対応医院がない場合があります。インビザラインのように全国どこの歯科でも受けられるわけではないため、自宅から遠方の都市部まで足を運ぶ必要があるケースもあります。
2. クリニック対応にばらつきがある
Zenyumは提携先それぞれの歯科医師が診療を行いますが、院ごとにカウンセリングや処置の丁寧さに差があるとの指摘があります。サービス品質がクリニック依存になる点はデメリットと言えます。
3. マウスピースは自己管理が必要
取り外せるメリットの裏返しとして、装着の自己管理責任が伴います。1日20時間以上装着しなければ計画通りに歯は動かず、サボれば治療が遅延・失敗するリスクがあります。また食事のたびに着脱・歯磨きが必要で、外出先での歯磨き携帯など煩わしさもあります。
4. 適応外の症例がある
マウスピース矯正では対処できない歯並びもあります。例えば顎変形症レベルの骨格的問題や、複雑すぎる歯の重なり・埋伏歯の牽引などはZenyumでは対応不可で、結局ワイヤー矯正や外科手術を選ぶしかない場合があります。
5. 装着中のケアが必要(虫歯リスク)
マウスピース矯正は外して歯磨きできる反面、装着中は唾液が歯に行き渡りにくくなるため、装着前後の歯磨きを怠ると虫歯や歯肉炎のリスクが高まります。特に飲食後に磨かずマウスピースを付けっぱなしにすると、食物残渣で虫歯になる危険があります。
6. リテーナー費用が別途かかる
Zenyumでは矯正後のリテーナー代がプランに含まれず追加出費になります(上下¥27,000)。またリテーナー装着管理も自己責任なので、保定をサボるとせっかく整えた歯並びが後戻りするリスクがあります。
他のマウスピース矯正との比較
日本で利用できる代表的なマウスピース矯正ブランドとZenyumを比較してみましょう。
インビザラインとの比較
項目 | Zenyum | インビザライン |
---|---|---|
価格 | ¥30万台~¥60万台 | ¥80~100万円前後 |
通院頻度 | 3ヶ月に1回程度 | 1~3ヶ月に1回 |
提携院数 | 全国15院 | 全国多数の歯科医院 |
追加費用 | 基本的になし | 歯科医院による |
専用アプリ | あり | なし(一部クリニックは独自対応) |
対応症例 | 軽度~重度 | 軽度~重度(最も幅広い) |
価格面では、Zenyumが圧倒的に安価です。インビザラインは歯科医院ごとに自由価格となるため幅がありますが、一般的に80~100万円前後になるケースが多く、Zenyumの約2~3倍の費用がかかります。
通院頻度では、どちらも従来のワイヤー矯正より少なめですが、Zenyumの方がより通院回数を抑えられます。
提携院数では、インビザラインが圧倒的に多く、全国どこでも治療を受けやすいのに対し、Zenyumは地域が限定されるのがデメリットです。
Oh my teethとの比較
項目 | Zenyum | Oh my teeth |
---|---|---|
価格 | ¥30万台~¥60万台 | ¥33万円・¥66万円 |
通院頻度 | 最低2回~ | 初回のみ(以降通院不要) |
対応症例 | 軽度~重度 | 主に軽度~中度 |
リテーナー代 | ¥27,000 | ¥11,000 |
初期検査料 | 別途必要 | 無料(コミコミ) |
価格面では、ZenyumとOh my teethがほぼ同価格帯で、両社とも低価格に位置します。
通院頻度では、Oh my teethが「通わないマウスピース矯正」をコンセプトにしており、初回以降は原則通院不要で完全にオンライン完結型です。
対応症例では、Oh my teethは前歯12本の部分矯正が主体(87%以上がBasicプラン利用)で重度症例は想定外ですが、Zenyumは重度の症例にも対応可能とされています。
比較表でひと目で分かる違い
項目 | Zenyum | インビザライン | Oh my teeth |
---|---|---|---|
価格帯 | ¥30~60万円台 | ¥80~100万円 | ¥33万円・¥66万円 |
通院回数 | 2回~ | 定期的に必要 | 1回のみ |
専用アプリ | ○ | △ | ○ |
追加マウスピース | 無料 | 医院による | 無料 |
対応症例範囲 | 幅広い | 最も幅広い | 限定的 |
提携院数 | 15院 | 多数 | 5院 |
この比較から分かるように、価格重視・通院少なめ希望ならZenyumかOh my teeth、症例が重い場合や対面フォロー重視ならインビザラインという棲み分けになります。
ワイヤー矯正とマウスピース矯正の違い
Zenyumを含むマウスピース矯正と従来型のワイヤー矯正を比較してみましょう。
見た目・審美性の違い
マウスピース矯正は透明な装置のため、装着中もほとんど目立ちません。写真撮影や人前でも気になることがありません。
ワイヤー矯正は金属ブラケットとワイヤーが前歯に固定されるため、どうしても装置が見えてしまいます。最近は白いセラミックブラケットや裏側矯正もありますが、それでもマウスピースの目立たなさには及びません。
審美性重視の人にとって、「装置が見えない」ことはマウスピース矯正最大のメリットです。
費用・通院頻度の違い
費用面では、ワイヤー矯正は一般的に80~120万円程度と高額なのに対し、マウスピース矯正(特にZenyum等の新興ブランド)はその半額以下、30~60万円台で治療可能なケースが多いです。
通院頻度では、ワイヤー矯正は基本月1回程度の通院が必要で、装置の