「歯並びをキレイにしたいけど、ワイヤー矯正は目立つから嫌だな…」
「マウスピース矯正に興味があるけど、どのブランドを選べばいいか分からない」
そんな悩みを抱えている方におすすめしたいのが、DPEARL(ディパール)です。
DPEARLは、最新のデジタル技術とAIを活用した日本発のマウスピース矯正ブランドで、透明で目立たない装置ながら、奥歯を含めた全体的な矯正が可能な点が大きな特徴です。
この記事では、DPEARLの特徴から費用、治療の流れ、他ブランドとの比較まで詳しく解説します。マウスピース矯正を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください!

DPEARLってどんなマウスピース矯正?
提供会社と開発背景
DPEARL(ディパール)は、株式会社Philduct(フィルダクト)が開発・提供する日本発のマウスピース矯正ブランドです。
2020年3月に正式リリースされたこのサービスは、「歯科矯正をもっと身近に」という理念のもと、最新のテクノロジーを活用した新しい口腔ケア価値の創造を目指しています。
当初は東京中心でスタートしましたが、現在では全国に提携クリニックを拡大し、多くの患者さんに選ばれているマウスピース矯正となっています。
最新のデジタル技術を活用した矯正システム
DPEARLの最大の特徴は、最新の3Dデジタル技術と歯科医療の専門知見を融合している点です。
3DプリンターやCADシステムを駆使して、歯並びを0.1mm単位でシミュレーションし、一人ひとりに最適な治療計画を立案します。
従来のワイヤー矯正では困難だった「奥歯を含む全顎的な矯正(フルマウス矯正)」にも対応できるよう設計されており、見た目の改善だけでなく噛み合わせなど機能面も考慮した治療が可能です。
特に注目すべきは、2025年から導入されたAI(人工知能)搭載の新機能です。患者さんが自宅でスマホを使って歯並びの写真を週1回スキャンすることで、AIが治療の進捗を解析・チェックします。
このAIは130項目ものチェックを自動で行い、計画からの逸脱を検知するとアラートを出すため、問題の早期発見・対処が可能となっています。
他のマウスピース矯正との違いは?
DPEARLが他のマウスピース矯正と大きく異なる点は、以下の3つです。
医療体制の充実 単なる通販型の矯正ではなく、歯科医師と矯正専門医がチームとなって診療を行います。提携クリニックの担当歯科医師が患者ごとに精密検査・診断を行い、そのデータをもとに症例経験豊富な矯正歯科医と歯科技工士で構成されるメディカルチームが治療計画を策定します。
デジタル×アプリ連携 専用スマホアプリやLINEで患者をサポートするデジタルサービスが充実しています。治療中いつでもコンシェルジュ(スタッフ)に相談・質問ができ、来院予約の調整もオンラインで柔軟に行えます。
全顎矯正への対応 軽度な前歯の矯正だけでなく、奥歯を動かす全顎矯正が可能な点がDPEARLの大きな強みです。軽度〜中等度の不正咬合であれば幅広く適応できます。
DPEARLの特徴とメリット・デメリット
DPEARLの5つの特徴
1. 透明で目立たない装置 透明なプラスチック製のマウスピースを使用するため、装着していてもほとんど目立ちません。仕事や日常生活で人と接する機会が多い方でも、安心して矯正治療を受けることができます。
2. 取り外し可能な利便性 食事や歯磨きの際には装置を取り外すことができるため、お口の中を清潔に保ちやすく、食事制限もほとんどありません。
3. AIによる高精度な治療管理 週1回のスマホスキャンでAIが治療進捗をチェックし、計画通りに歯が動いているかを確認します。問題があれば早期に対処できるため、治療の確実性が向上しています。
4. 全国統一の料金体系 どの提携クリニックで治療を受けても料金は全国一律で、明確な定額制となっています。追加費用の心配が少なく、安心して治療を始められます。
5. 充実したサポート体制 LINEでの相談サポートと定期的な対面診療を組み合わせた「Wサポート体制」により、治療中の不安や疑問をいつでも解消できます。
メリット
見た目を気にせず矯正できる 透明なマウスピースのため、装着していることがほとんど分かりません。営業職や接客業など、人と接する機会が多い方でも安心です。
食事や歯磨きが普段通り 装置を取り外せるため、食べたいものを我慢する必要がなく、歯磨きやフロスも普段通り行えます。口腔内を清潔に保ちやすいのは大きなメリットです。
比較的短期間で治療完了 最短3ヶ月から最長12ヶ月程度で治療が完了します。従来のワイヤー矯正(2〜3年)と比べて大幅に短縮されています。
痛みや違和感が少ない ワイヤー矯正のような金属による刺激がなく、段階的に歯を動かすため痛みや違和感が軽減されています。
手厚いサポートで安心 治療中はLINEでいつでも相談でき、定期的な対面診療も受けられるため、一人で不安を抱える心配がありません。
デメリット・注意点
自己管理が必要 1日20時間以上の装着が必要で、装着時間を守らないと計画通りに歯が動きません。自分でしっかり管理できる方でないと治療効果が期待できません。
適応症例に限りがある 重度の叢生(歯が極端に重なり合っている)や顎の骨格的ズレを伴う症例には対応できない場合があります。
途中解約ができない 患者都合での途中キャンセルは基本的に返金されません。治療を始める前に、最後まで続ける意思があるかよく検討する必要があります。
破損・紛失時は有料 マウスピースを壊したり失くしたりした場合、再製作に費用(片顎6,600円、両顎11,000円)がかかります。
DPEARLの費用を詳しく解説
4つのプラン別料金
DPEARLでは治療の想定期間に応じて4つのプランが用意されており、それぞれ明瞭な定額料金が設定されています。
プラン名 | 料金(税込) | 治療期間目安 | 適応症例 |
---|---|---|---|
ショートプラン | ¥308,000 | 約3ヶ月 | 矯正経験があり後戻りしたケース、ごく軽度の前歯の乱れ |
スタンダードプラン | ¥429,000 | 約6ヶ月 | すきっ歯や軽度の叢生(ガタガタ歯列)など軽度〜中等度の症例 |
ロングプラン | ¥554,400 | 約9ヶ月 | 中程度の叢生、軽度のねじれ・開咬、深い噛み合わせの乱れなど |
ハイブリッドプラン | ¥693,000 | 約12ヶ月 | 中〜重度の叢生、反対咬合(受け口)など比較的難易度の高い症例 |
※上記料金には矯正装置一式・検査診断料・シミュレーション作成費・リテーナー代が含まれており、基本的に追加の装置代はかかりません。
追加でかかる可能性のある費用
基本プラン料金以外に発生し得る費用についても、事前に明確に公表されています。
初回検診料:¥3,300(税込) 初回の口腔検査・診断にかかる費用です。契約に至らなかった場合でも検査実施の対価として必要になります。
通院時の再診料:¥550〜2,200程度 矯正開始後の定期チェック来院ごとに、処置内容に応じて発生する費用です。調整等の処置がなければ約550円、何らかの処置がある場合は約2,200円が目安となっています。
マウスピース再製作料
- 片顎:¥6,600(税込)
- 両顎:¥11,000(税込)
装着中のマウスピースを紛失・破損してしまった場合の再製作費用です。
支払い方法と分割払いについて
DPEARLでは様々な支払い方法が選択可能です。
クレジットカード払い Visa、Mastercard、JCB、AMEX、Discoverなど主要カードに対応しており、一括払いはもちろんカード分割払いにも対応しています。
デンタルローン 提携のローン会社を通じて治療費を分割払いできる方法です。最長10年程度の長期分割も可能で、例えばショートプランを120回払いにした場合、月々2,760円〜といった低額から支払いを開始できます。
銀行振込 一括振込はもちろん、独自の分割スケジュールで複数回に分けて振り込むことも相談可能です。
他ブランドとの費用比較
他の主要なマウスピース矯正ブランドと費用を比較してみましょう。
ブランド | 費用相場(税込) | 特徴 |
---|---|---|
DPEARL | ¥308,000〜¥693,000 | 全顎矯正対応、リテーナー込み |
インビザライン | ¥700,000〜¥1,200,000 | 世界シェアNo.1、適応範囲広い |
キレイライン矯正 | ¥198,000〜¥462,000 | 前歯中心、都度払い制 |
ワイヤー矯正 | ¥600,000〜¥1,000,000 | 全症例対応、確実性高い |
DPEARLは、インビザラインより安く、キレイラインより適応範囲が広いという、価格と効果のバランスが良いポジションにあることが分かります。
治療の流れを詳しく解説
DPEARLでは、初回相談から治療完了まで6つのステップで矯正が進みます。
STEP1:初回カウンセリング予約
まず公式サイトからWeb予約フォームに必要事項を入力・送信します。送信後、24時間以内に担当者から日程案内の連絡があります。
予約が確定したら、指定された提携クリニックで初回検診を受ける流れです。
STEP2:提携クリニックで検査・診断
提携先の歯科クリニックに来院し、歯科医師による初診カウンセリング・口腔内検査を受けます。
ここでは歯並びや噛み合わせの状態チェック、レントゲン撮影、歯型取り(スキャン)など精密検査を実施し、患者さんの悩み・要望も丁寧にヒアリングします。
初回検診費用として3,300円(税込)が必要です。
検査結果を踏まえ、担当医がDPEARLで治療可能かどうか診断し、治療プランの説明があります。
STEP3:治療プラン提案と契約
検査後、DPEARLのメディカルチームがデータを解析し、患者さん一人ひとりに合わせたパーソナライズ治療プランを作成します。
噛み合わせ分析や3Dシミュレーションによって、何ステップでどのように歯を動かすか詳細な計画を立案し、ゴール時の歯並び予測も共有されます。
治療プラン作成自体には費用はかからず無料で提供されます。
具体的な矯正期間の目安や費用見積もりもこの時点で提示されるため、患者さんは内容に同意した上で正式に治療開始の契約手続きを行います。
STEP4:マウスピース製作
契約後、実際のマウスピース矯正装置の製作に入ります。
初診時に取得した歯型データ・レントゲン等をもとに、提携の歯科技工所で細かな治療シミュレーションが行われ、契約から約2〜3週間後に具体的な3Dシミュレーション画像と治療計画がクリニックへ送られてきます。
患者さんはこのシミュレーションで、最終的な歯並びイメージや歯が動く過程を事前に確認できます。
問題がなければその計画に沿ってマウスピースが一括製作されます。
STEP5:装着開始
マウスピースが出来上がると、DPEARLオリジナルのケースにまとめて梱包され自宅へ発送されます(クリニックで手渡しの場合もあります)。
届いたマウスピースを装着した時点から矯正治療がスタートします。
装置の装着・取り外し方法や日常の注意点については、担当クリニックで指導を受けられるほか、同梱のガイド等にも記載されています。
患者さんは自分でマウスピースを毎日装着し、決められたスケジュールで次の段階のマウスピースへ交換していきます。
一般的に1つのマウスピースにつき1〜2週間ほど装着し、その間に歯が計画通り動いたら次のマウスピースに交換する、というサイクルを繰り返します。
STEP6:治療完了まで
矯正開始後は、基本的に月に1回のペースで定期通院し、担当歯科医師が経過をチェックします。
この通院間隔中は、専用アプリ(LINE)によるオンライン相談サポートも利用できる「Wサポート体制」となっており、患者さんはいつでも気になることを相談可能です。
AIによる歯並び画像解析サービスを導入しているクリニックでは、週1回患者さん自身がスマホで歯並び写真をスキャンすることで遠隔チェックが行われます。
計画通り順調に進めば、提案時に示された目安期間で矯正が完了します。
治療完了時には保定期間(リテーナー期間)に移行します。DPEARLでは後戻り防止用リテーナー(保定装置)も治療費に含まれており、プランごとに決められた枚数の保定用マウスピースを受け取ります。
治療期間・通院頻度・装着条件
治療期間の目安
前述したプランごとの期間がそのまま治療期間の目安となります。
- 最短:約3ヶ月(ショートプラン)
- 標準:6〜9ヶ月(スタンダード・ロングプラン)
- 最長:約12ヶ月(ハイブリッドプラン)
これは従来のワイヤー矯正(一般に2〜3年かかることも多い)と比べると大幅に短期間と言えます。
ただし、実際の治療期間は個人差やマウスピースの装着状況によって前後する可能性があります。歯の動きやすさや患者さんの協力度合い(装着時間遵守など)によって多少早まったり延びたりすることがあります。
通院頻度と来院時の内容
原則として月に1回程度の通院が必要です。
この月1通院では、歯科医師が歯の移動具合を確認し、必要に応じてアタッチメント(歯に付ける突起物)装着・調整や歯のクリーニングなどを行います。
2025年より導入されたAI遠隔モニタリング機能に対応している場合、患者さん自身が送信した口腔スキャンデータで異常がなければ通院間隔を延長できる可能性もあります。
1日の装着時間と自己管理のポイント
マウスピース矯正は患者さん自身で取り外しが可能な分、1日の装着時間をしっかり守る自己管理が極めて重要です。
DPEARLでも「1日20時間以上の装着がなされていない場合、どんなに良いプランでも治療設計通りに進めることが困難になる」と明言されています。
理想的な装着時間:1日22時間程度
食事や歯磨きの際には外して構いませんが、それ以外の時間はできるだけ長く装着し続けることが成功のカギです。
装着時間が不足すると計画より歯の動きが遅れ、次のマウスピースが入らない・期間が延びる等の支障が出ます。
日常生活での取り扱い注意点
食事時は必ず外す 装着したまま食べたり色の濃い飲み物を飲むと、装置破損や着色、むし歯リスクにつながります。水以外の飲み物を口にするときは外しましょう。
専用ケースで保管 外したマウスピースは専用ケースに入れて保管し、ティッシュに包んで紛失するような事態は避けましょう。
熱湯での洗浄は禁止 熱湯での洗浄や直射日光下の放置は変形の原因になるため避けてください。
取り扱いは丁寧に 硬質プラスチック製のため、無理な力を加えると破損の原因になります。着脱時は慎重に行いましょう。
DPEARLの技術力と安全性
最先端のデジタル技術
DPEARLの矯正システムは最先端のデジタル歯科技術を基盤としています。
歯型採取には光学3Dスキャナー等が用いられ、得られた精密データをコンピュータ上で解析します。
最新のCADソフトウェアで0.1mm単位の歯の移動をシミュレーションし、理想的な歯列へのステップごとの動かし方を設計します。
この際、単に見た目を整えるだけでなく咬合(噛み合わせ)も考慮し、複数の分析を行って科学的根拠に基づいた治療計画を立案しています。
AIモニタリングシステム
DPEARLは2025年からAIを活用した経過観察システムを導入しています。
これは単なるガジェットではなく、複数の論文で有効性が実証され日本の医療機器としても承認を受けた仕組みです。
AIが患者さんの歯並び写真を解析し細かなズレを検知できるため、従来見逃されがちだった問題を早期に発見しトラブルを未然に防止できます。
例えば「装置をサボりがち」「特定の歯が思ったほど動いていない」といった場合もAIがアラートを出し、早めに対策を講じることで治療期間の無駄な延長を防ぎます。
マウスピースの素材と品質
DPEARLのマウスピース素材は詳細は非公開ですが、医療用に開発されたポリウレタン系の透明樹脂が使われていると考えられます。
「つけ心地や移動効率に配慮した素材」を採用しているとの記載があり、弾力や硬度など歯の動かしやすさと快適性を両立させた独自マテリアルです。
装置のフチ(トリムライン)は歯茎に合わせた形状にカットされており、痛みや違和感を最小限にしています。
医療管理体制
DPEARLは「プラットフォーム+医療」という形態のサービスです。
各クリニックには歯科医師がおり医療行為を行いますが、その背後で矯正専門医チームがプランニングをサポートし、技工所が製造を担い、さらに運営会社がITシステムとサポートを提供しています。
この多層的な支援体制により、個人開業医一人では難しい最新技術の導入やデータ活用が可能になっています。
治療計画はデータドリブンかつプロトコル化されているため、担当医の経験値に左右されにくく均質である点も安全性に寄与します。
全国の提携クリニック情報
対応地域と提携クリニック数
DPEARLはリリース当初、東京都内の数院でスタートしましたが、その後急速に提携クリニックを増やし全国へサービスを拡大中です。
2024年12月時点で提携クリニックは全国109院に上り、毎月新たな医院が加盟しています。
現在ほぼ日本全国をカバーしており、主要都市(東京・大阪・名古屋・福岡など)はもちろん、地方の県庁所在地級の都市にも提携先が増えています。
主要都市の提携状況例
- 北海道札幌市
- 宮城県仙台市
- 愛知県名古屋市
- 広島県広島市
- 福岡県福岡市
- 沖縄県那覇市
中には「DPEARL Spot○○店」というように、医院名に”DPEARL”が付された提携専門クリニックもあります。
全国一律のサービス品質
DPEARLの料金や提供内容は全国どこでも統一されています。
地方だから高い・安いといった差はなく、先述のプラン料金で同じサービスが受けられます。
地方のクリニックでも、DPEARL本部の専門医や技工士チームがバックアップして治療計画を立てるため、地方に居ながら都心レベルの最新矯正を受けられることになります。
また転勤などで引っ越した場合も、転居先近くの提携院に治療データを引き継いでもらうことも可能です。
研修・認定制度について
提携クリニックになるにはDPEARL独自の研修を受講し、所定のケース経験や知識習得をクリアする必要があります。
この研修制度により、加盟歯科医師はマウスピース矯正の基礎からDPEARLシステムの使い方まで習熟しています。
そのためどの地域のクリニックでも一定水準以上の治療クオリティが担保されています。
運営側でも治療計画や経過をモニタリングしており、品質管理が行われています。
安心の保証制度とサポート体制
治療効果の保証制度
DPEARLでは、適切に装着を継続したにも関わらず計画通りに歯が動かない場合の保証制度があります。
具体的には、定期観察時に歯科医師が「シミュレーション通りに歯が動いていない」と判断した場合、契約内容に基づき返金対応を行うと明記されています。
同時に、希望があれば他の矯正手段(ワイヤー矯正等)への切り替え案内もしてもらえます。
これは「結果が出なければお金を返す」というDPEARLのコミットメントであり、患者さんにとって大きな安心材料です。
ただし、返金保証を受けるには患者側も装着時間を守るなど協力していたことが前提になります。
破損・紛失時の対応
マウスピースが割れたり失くしたりした場合、再製作が可能です。
再製作費用
- 片顎:¥6,600(税込)
- 両顎:¥11,000(税込)
再製作には少し時間がかかるため、その間は前段階のマウスピースを装着して歯の後戻りを防ぐ、といった対処法が取られます。
万一の破損・紛失時もLINE等で気軽に連絡し指示を仰げるので安心です。
Wサポート体制(オンライン+対面)
DPEARL最大の特徴の一つが「Wサポート体制」と呼ばれるオンライン+対面のハイブリッドサポートです。
オンラインサポート 治療中、患者さんは専用のLINEアプリを通じてコンシェルジュ(スタッフ)にチャット相談ができます。装着感の不安、痛みへの対処法、スケジュールの質問など、いつでもどこでも質問可能で返信も比較的速やかです。
通院予約もアプリ内で手軽に取れるため、電話の手間も要りません。
対面サポート 定期的な来院時には歯科医師がむし歯・歯周病のチェックや必要に応じてクリーニング、アタッチメント補修などを行い、口腔内を健康に保ちながら矯正を進めます。
DPEARLでは患者さん一人ひとりに担当スタッフが付き、治療完了まで伴走するサポート体制を敷いています。
モチベーション維持のサポート
矯正治療は途中で挫折しがちとも言われますが、DPEARLはその点のケアも重視しています。
AIによる進捗フィードバック 専用アプリではAIによる歯並び変化のフィードバックが受けられ、「○週間でこれだけ動きました!」といったレポートが届きます。これにより自身の頑張りが目に見える形で実感でき、ゴールが近づいていることを感じられるため、継続意欲が高まります。
定期的な情報発信 LINE公式アカウントではお得なキャンペーン情報や矯正中に役立つ豆知識なども定期的に発信され、楽しみながら治療を続けられる工夫がされています。
体験談の共有 DPEARL利用者同士の体験談共有(ユーザーズボイス)も公開されており、他の人の成功例を見ることで励みになります。
緊急時対応 矯正期間中に何かトラブル(強い痛み、装置が合わない等)が起きた場合も、まずLINEで相談すれば適切な指示をもらえます。必要なら予定を早めて来院し処置してもらえます。
提携クリニックは全国に多数あるため、旅行先での急な対応が必要な場合も最寄りの提携院を紹介してもらえる可能性があります。
他の矯正方法・ブランドとの比較
DPEARLの特徴をより鮮明にするために、従来のワイヤー矯正および他のマウスピース矯正ブランドとの比較を行います。
ワイヤー矯正との比較
比較項目 | DPEARL | ワイヤー矯正 |
---|---|---|
見た目 | 透明で目立たない | 装置が目立つ(金属ワイヤーとブラケット) |
取り外し | 患者自身で着脱可能 | 取り外し不可(固定式) |
食事制限 | ほとんどなし | 硬いもの、粘着性のあるものは制限 |
歯磨きのしやすさ | 普段通り可能 | 装置周りの清掃が困難 |
治療期間 | 3ヶ月〜12ヶ月 | 2〜3年 |
費用 | ¥308,000〜¥693,000 | ¥600,000〜¥1,000,000 |
適応範囲 | 軽度〜中等度 | 軽度〜重度(すべての症例) |
自己管理 | 装着時間の管理が必要 | 不要 |
ワイヤー矯正は適応範囲が最も広く確実性が高い方法ですが、装置が目立つデメリットがあります。一方、DPEARLは見た目を気にせず矯正できる反面、自己管理が重要になります。
インビザラインとの比較
比較項目 | DPEARL | インビザライン |
---|---|---|
費用 | ¥308,000〜¥693,000 | ¥700,000〜¥1,200,000 |
適応範囲 | 軽度〜中等度 | 軽度〜重度(マウスピース矯正では最も広い) |
治療期間 | 3ヶ月〜12ヶ月 | 6ヶ月〜3年 |
サポート体制 | Wサポート体制(LINE相談+対面診療) | 基本的に対面診療のみ |
AIモニタリング | あり(2025年導入) | 一部で導入 |
提携クリニック数 | 全国109院 | 全国3,100院以上 |
実績 | 2020年開始(日本発) | 世界シェアNo.1(1997年開始) |
インビザラインは世界で最も実績のあるマウスピース矯正で、複雑症例にも対応できる反面コストは高めです。DPEARLはより手頃な価格でサポート体制が充実している点が特徴です。
キレイライン矯正との比較
比較項目 | DPEARL | キレイライン矯正 |
---|---|---|
費用 | ¥308,000〜¥693,000 | ¥198,000〜¥462,000 |
治療範囲 | 奥歯を含む全顎矯正 | 主に前歯の部分矯正 |
支払い方法 | 定額制(プラン料金) | 都度払い制 |
治療期間 | 3ヶ月〜12ヶ月 | 2ヶ月〜1年3ヶ月 |
通院頻度 | 月1回 | 2週間〜2.5ヶ月に1回 |
リテーナー | プラン料金に含む | 別料金(¥22,000〜) |
適応症例 | 軽度〜中等度の全顎 | 軽度の前歯中心 |
キレイライン矯正は費用面で非常に魅力的ですが、治療できる範囲が限定されており「前歯だけ治したい」軽度なケース向けのサービスです。DPEARLは奥歯も含めた噛み合わせ改善が可能です。
DPEARLが向いている人・向いていない人
こんな人にDPEARLがおすすめ
目立たない矯正をしたい人 営業職や接客業など、人と接する機会が多く、矯正装置が目立つのを避けたい方にはDPEARLが最適です。透明なマウスピースなので、装着していることがほとんど分かりません。
奥歯も含めて全体的に治したい人 前歯だけでなく、奥歯の噛み合わせも含めて歯並び全体を改善したい方には、全顎矯正に対応できるDPEARLがおすすめです。
サポート体制を重視する人 治療中の不安や疑問をすぐに解消したい方には、LINEでいつでも相談できるDPEARLのWサポート体制が心強いでしょう。
比較的短期間で治療を終えたい人 最短3ヶ月、最長でも12ヶ月程度で治療が完了するため、できるだけ早く歯並びを改善したい方に向いています。
費用を抑えて質の高い矯正を受けたい人 インビザラインより安く、キレイラインより適応範囲が広いDPEARLは、価格と効果のバランスを重視する方にぴったりです。
DPEARLが向いていない人
自己管理が苦手な人 1日20時間以上の装着が必要で、これを守れない方は治療効果が期待できません。自分でしっかり管理できない方には向いていません。
重度の歯並びの乱れがある人 骨格的な問題を伴う重度の症例や、極端に歯が重なり合っている場合は、DPEARLでは対応できない可能性があります。
とにかく費用を抑えたい人 前歯の軽度な乱れだけを安く治したい場合は、キレイライン矯正の方が費用を抑えられる可能性があります。
確実性を最優先にしたい人 あらゆる症例に対応でき、最も確実性の高いワイヤー矯正を希望する方には、DPEARLは第一選択にならないかもしれません。
矯正方法選びのポイント
矯正方法を選ぶ際は、以下のポイントを総合的に検討することが大切です。
1. 自分の歯並びの状態 軽度なのか重度なのか、前歯だけの問題なのか全体的な問題なのかを歯科医師に診断してもらいましょう。
2. ライフスタイル 人と接する機会の多さ、自己管理能力、通院可能な頻度などを考慮します。
3. 予算と期間 治療にかけられる予算と、どのくらいの期間で完了したいかを明確にします。
4. 求める治療結果 見た目重視なのか、機能面も含めた改善を求めるのかによって選択肢が変わります。
これらの要素を踏まえて、複数の選択肢を比較検討することをおすすめします。
よくある質問(FAQ)
治療期間に関する質問
Q: 治療期間は本当に3ヶ月〜12ヶ月で終わりますか? A: プランごとの目安期間はありますが、個人の歯の動きやすさや装着状況によって前後する可能性があります。装着時間をしっかり守っていただければ、目安期間内での完了が期待できます。
Q: 治療期間中に結婚式があります。一時的に外すことはできますか? A: 短時間であれば外すことは可能ですが、装着時間が不足すると治療に影響が出る可能性があります。事前にスタッフに相談し、スケジュール調整を行うことをおすすめします。
費用に関する質問
Q: 追加費用はどのくらいかかりますか? A: 基本的にプラン料金に治療に必要なものは含まれています。追加費用としては、通院時の再診料(550円〜2,200円程度)や、破損・紛失時の再製作料(6,600円〜11,000円)が発生する可能性があります。
Q: 分割払いは可能ですか? A: はい、クレジットカードの分割払いやデンタルローンを利用できます。デンタルローンなら最長10年程度の分割が可能で、月々の負担を軽減できます。
日常生活に関する質問
Q: 食事の制限はありますか? A: マウスピースを外して食事をするため、基本的に食事制限はありません。ただし、装着中に色の濃い飲み物(コーヒー、紅茶など)を飲むのは避けてください。
Q: 話しにくくなりますか? A: 装着初期は多少の違和感を感じる方もいますが、数日から1週間程度で慣れる方がほとんどです。薄いマウスピースなので、発音への影響は最小限です。
Q: スポーツをしても大丈夫ですか? A: 一般的なスポーツであれば問題ありませんが、格闘技など強い衝撃を受ける可能性があるスポーツの際は、マウスピースを外すことをおすすめします。
トラブル時の対応について
Q: マウスピースが合わなくなった場合はどうすればいいですか? A: まずはLINEで状況を相談してください。必要に応じて来院していただき、歯科医師が状況を確認して適切な対処を行います。計画の修正が必要な場合もあります。
Q: 転勤で他の地域に引っ越す場合はどうなりますか? A: 全国に提携クリニックがあるため、転居先近くの提携院に治療データを引き継ぐことが可能です。事前に運営スタッフにご相談ください。
Q: 妊娠した場合、治療を続けられますか? A: 妊娠中の矯正治療自体に問題はありませんが、つわりなどで装着が困難になる場合があります。状況に応じて治療の一時中断や計画の調整を行いますので、必ずスタッフにご相談ください。
まとめ:DPEARLで理想の歯並びを手に入れよう
DPEARL(ディパール)は、最新のデジタル技術とAIを活用した日本発のマウスピース矯正ブランドです。
透明で目立たない装置でありながら、奥歯を含めた全顎矯正が可能で、比較的短期間(3ヶ月〜12ヶ月)で治療が完了する点が大きな魅力です。
DPEARLの主な特徴
- 透明で目立たないマウスピース装置
- 奥歯を含む全顎矯正への対応
- AIによる高精度な治療管理
- 充実したWサポート体制(LINE相談+対面診療)
- 全国統一の明瞭な料金体系
- 治療効果の保証制度
こんな方におすすめ
- 目立たない矯正をしたい方
- 奥歯も含めて全体的に治したい方
- サポート体制を重視する方
- 比較的短期間で治療を終えたい方
- 費用と効果のバランスを重視する方
注意すべき点
- 1日20時間以上の装着が必要(自己管理が重要)
- 重度の症例には対応できない場合がある
- 患者都合での途中解約は基本的に返金不可
DPEARLは、インビザラインより費用を抑えながら、キレイライン矯正より適応範囲が広いという、価格と効果のバランスが取れたマウスピース矯正です。
「歯並びをキレイにしたいけど、装置が目立つのは嫌」「でもしっかりと歯並び全体を治したい」という方には、DPEARLが最適な選択肢になるでしょう。
まずは初回検診(3,300円)で、あなたの歯並びがDPEARLで治療可能かどうか診断を受けてみることをおすすめします。
全国109院の提携クリニックで相談可能ですので、お近くのクリニックを探してみてください。理想の歯並びを手に入れて、自信を持って笑える毎日を始めませんか?